◆イースタン・リーグ ロッテ０―６巨人（２４日・ロッテ浦和）
巨人のフリアン・ティマ外野手（２０）が、イースタン単独２位となる１５号３ランをたたき込んだ。２４日のロッテ戦（ロッテ浦和）に「４番・三塁」で先発すると、９回２死一、三塁で早坂の外角１５１キロを捉え、左中間後方の防球ネット中段を直撃する特大弾。２５日の誕生日を前に“祝砲”を上げ「（直球を）狙っていました。完璧です」。初回の左翼への先制二塁打と合わせ、４打点で勝利に貢献した。
７月は１本塁打だったが、８月に３発、今月は４発とペースアップ。桑田２軍監督は、カウントの進行による打率の変化を学んだことで「カウントを作るということがだいぶ分かってきて、絞り球（狙い球）を確実に捉えているんじゃないかな」と分析した。今季は残り４試合。リーグトップのロッテ・山本は１９本塁打と差があるが、「次も打ティマす」とラストスパートを誓った。（小島 和之）