サッカーＵ―２０女子Ｗ杯コロンビア大会で準優勝したＵ―２０女子日本代表「ヤングなでしこ」は２４日、成田空港に帰国した。
ＦＷ土方麻椰は７試合５得点でチーム得点王と、大会得点ランク２位でブロンズブーツ賞を受賞、準優勝に貢献した。しかし、「北朝鮮に圧倒されて、自分の良さも出せずに後悔が残る大会になった」と悔しさを見せた。決勝戦の北朝鮮戦でも「技術でもフィジカル面でも全て圧倒された」と振り返ると「フィジカルレベルであったり、止める蹴るという技術の部分をさらに突き詰めていきたい」と課題を挙げた。
一方で、世界で通用する自信も手にした。「個人的には得点王を狙っていた」と結果に満足はしていなかったが「個人賞を取れたことは自信を持っていきたい。試合を重ねていく内にスピード感やボディーコンタクトの部分でも、日頃から積み上げてきたものが通用した。シュートも日々の練習をたくさんやってきたからこそ得点につながった」と世界の舞台でのプレーに手応えも見せた。
「この悔しい気持ちを忘れずにこれからに生かしていきたい。自分の良さをもっと世界に見せつけられるようにＷＥリーグで頑張っていきたい」と所属チームの日テレ東京Ｖでのさらなる活躍を誓った。次はなでしこジャパン入りし、アンダーで達成できなかった世界一を目指す。