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IOC会長選立候補・渡辺守成氏「納税者が納得するような五輪に変えていかないといけない」

スポーツ報知 2024年9月24日 23時36分

 IOC(国際オリンピック委員会)の会長選挙に立候補したFIG(国際体操連盟)会長の渡辺守成氏が24日、都内で会見。「与えられたポジションで、できる限りのことやっていましたが、いつの間にかこのスタートラインに立っていた。スポーツを愛してる子どもたち、それから五輪に出ている選手たち、そういった選手、子どもたちのためにやらないといけないことがあるんじゃないかと思い、立候補した」と決意表明した。

 会長選には7人が立候補し、2025年3月18~21日の総会(ギリシャ)で実施される。渡辺氏は日本人初の立候補。「トップダウンではなく、ボトムアップの五輪を作りたい」と宣言した。

 近年、日本国内では「五輪」への価値が変化してきている部分もある。2021年東京大会は、競技外の部分で様々な問題が生じ、さらに2030年札幌五輪の招致も見送られる形となった。「日本に限らず、五輪に対する非難の声は当然ある。根本的に変えていかないといけない。人々のための五輪であるべき」と指摘。また、「納税者が納得するような五輪に変えていかないと、やはり人々から支持されない。国民の意見を聞いて、開催地の住民の人たちが納得するように作らなければいけない」と強調した。

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