Infoseek 楽天

FC東京MF遠藤渓太、初の古巣・横浜FM戦へ「自分がピッチに立てるんだったら、その時間を大切にしたい」

スポーツ報知 2024年9月25日 15時30分

 FC東京のMF遠藤渓太が25日、今節の横浜FM戦(28日・日産スタジアム)に向けて決意を示した。

 下部組織からプレーし、プロ入り後も2020年までプレーしていた古巣・横浜FMとの一戦。自身にとっての初対戦へ「本当にマリノスには感謝しているし、自分にとって大事な試合で、大事な相手。でもそこのピッチに立てる保証は、正直自分のキャリアの中で今後必ずあるとは言い切れないなって思っていて。だから、次の試合で自分に何分出場時間が訪れるかわからないですけど、出た時間を1分1分、大切にしながらプレーできたらいいなと思っています」と胸の内を明かした。

 その考えに至ったのは、チームがホームで横浜FMと対戦した第15節(1△1)の時のこと。ケガでベンチから外れたことで「そのピッチで毎年、毎年プレーできるチャンスが訪れるのは当たり前じゃない」と強く思ったという。だからこそ「もし自分がそのピッチに立てるんだったら、その時間を大切にしたいと思う」と決意を示した。

 ここ3試合は途中出場が続くが、9月14日の名古屋戦(4〇1)では途中出場で2アシスト決めるなど、ピッチに立てば、チームを活性化させる。チームも2連勝中で今季2度目の3連勝を目指す一戦へ「ここから何を目指すかと言われたら、もう本当に勝ち続けることだと思うし、自分も数字を残して、結果を出して、自分の存在意義っていうのを示さなきゃいけないと思う。チームのためにプレーしつつも、自分にも矢印を向けてプレーしたいなと思います」。かつて慣れ親しんだ日産スタジアムで、今回はFC東京の遠藤渓太として躍動する。

この記事の関連ニュース