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【巨人】NPB初のチェコ出身選手フルプが入団会見「まさか巨人が調査してくれているとは…」

スポーツ報知 2024年9月26日 13時38分

 巨人と育成選手契約を結んだチェコ代表のマレク・フルプ外野手(25)が26日、ジャイアンツ球場で入団会見を行った。背番号037のユニホームに袖を通したNPB初のチェコ代表選手は「とても光栄に思います。ジャイアンツが自分のことを調査してくれているのは全く知らなかったですし、正直ビックリしました。とても気持ちが高ぶっていますし、自分自身を高めるためにやってきました」と興奮気味に話した。

 フルプは昨年3月に行われたWBCにチェコ代表として出場。日本戦(東京D)では、佐々木朗希の163キロ直球を、左翼線二塁打として話題になった。会見に同席した吉村禎章・執行役員編成本部長国際担当兼国際部長は「阿部監督から気になる選手がいた。現状どうなっているか、まずは調査してほしい」とリクエストがあったことを明かした。

 今季は米独立リーグのレイク・カウントリー・ドックハウンズでプレーし、80試合で打率2割5分2厘、7本塁打、43打点、23盗塁を記録。独立リーグのシーズン終了を待って獲得に動いた。

 今後は宮崎で行われるフェニックス・リーグに参加予定。「自分はオールラウンド、5ツールプレーヤーだと考えています。5ツールの中でも、特にスピードとパワーを見てほしい。野球選手としてレベルアップして、最終的には1軍のメンバーとして球団に貢献できる。そんな存在になりたいと思います」と成長を誓った。

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