◆東都大学野球秋季リーグ戦第２週第２日▽青学大６ｘ―５日大（２６日・神宮）
前日の試合で右手人さし指と中指に死球を受けた青学大の西川史礁外野手（みしょう、４年＝龍谷大平安）は、ベンチ入りしたものの試合には出場しなかった。
安藤寧則監督（４７）は「１００（の状態）で行けないということだったので。骨折とかではありません」と説明。念のため、２７日には病院へレントゲンを撮りに行く予定だという。
グラウンドでプレーすることのなかった西川だが、ベンチで声を張り上げて仲間を鼓舞。打席に向かう選手の準備を手伝うなど、献身的にサポートした。試合は、４―５の９回裏２死満塁から６番・渡部海捕手（２年＝智弁和歌山）が逆転サヨナラ二塁打を放ち、連勝で日大から勝ち点を挙げた。
殊勲の渡部は「西川さんがいなくても、全員が戦力。気にすることなく『全員で勝ちに行こう』と言っていました」と話した。