Ｂ１仙台８９ＥＲＳの全選手とスタッフら４６人が２６日、仙台市の大崎八幡宮で今季の必勝祈願を行った。今季から指揮を執る落合嘉郎ヘッドコーチ（ＨＣ、４２）は「皆で目標を共有して、その目標に向かって頑張る姿勢も共有できる大事な時間になった」と語った。
祈とうの前には全員が特大サイズの絵馬に思いを書き込んだ。「一蓮托生（いちれんたくしょう）」と書き込んだ落合ＨＣは「このメンバーとは家族くらい長い時間を過ごすことになる。一緒に目標に向かっていこうという願いを込めて書き込みました」と一丸となって勝利を積み重ねていく。
１０月５、６日の開幕節（カメイアリーナ仙台）では横浜ＢＣと対戦する。東北６県のＢ１～Ｂ３クラブが参加したプレシーズンマッチの東北カップでは連覇を果たし、勢いに乗るチーム。ＰＧ青木保憲主将（２９）はチームの仕上がりに「持ち味であるディフェンスからのアーリーオフェンスという形をさらに洗練させているところ」と手応え。初優勝を目標に掲げて挑む今季に向け「ファンの皆さまと一つになって、まずは開幕連勝できるよう戦っていきたい」と力を込めた。
（秋元 萌佳）