巨人の小林誠司捕手が27日、現役引退を表明した広島・野村祐輔投手をねぎらった。発表を受け「驚いた気持ちが大きいです。色々な思いがあって決断した事だと思うので、凄く寂しい気持ちはありますが、まずはお疲れ様という気持ちです」とコメントした。
小林は広陵高(広島)の1年冬に捕手転向。野村とのバッテリーで3年春夏連続甲子園出場、夏は準優勝した。「3年間、切磋琢磨してやってきた中で、僕がピッチャーからキャッチャーになった時、ずっとボールを受けさせてもらっていました。今の僕があるのも野村のおかげです」と当時を振り返り「大学、社会人、プロになっても背中を追いかけてきた選手の一人。なかなか言葉では言い表せませんが、僕の野球人生において野村との出会いはとても大きいもので、感謝しかありません。落ち着いたらまた食事をしながらゆっくり色んな話をしたいです」と語った。