新大関・大の里（二所ノ関）が２７日、新潟・糸魚川市役所を十両・欧勝海（鳴戸）と表敬訪問した。大関初仕事は能生（のう）中、海洋高時代を過ごした第２の故郷の訪問。「大関と呼ばれるのはまだ慣れない。部屋の皆も苦労している」と苦笑した。同じ石川・津幡町出身で小学校から知る欧勝海は「これから慣らしたい」とうなずいた。
２８日には新大関の初仕事の一環として「えちごトキめき鉄道」で大の里、欧勝海、幕内・白熊（二所ノ関）、嘉陽（中村）の同校ＯＢの４関取が描かれたラッピング電車のお披露目会に参加する。「初イベントでわくわくしている。リフレッシュになるかな」。その後道の駅「マリンドリーム能生」の３５周年イベントでトークショーなどを行う。