◆第36回日本少年野球東日本選抜大会 東北中央支部・東北南支部予選(第11回角田商事杯) ▽準々決勝 仙台育英学園秀光ボーイズ8―4仙台泉ボーイズ=延長9回タイブレーク= ▽準決勝 仙台育英学園秀光ボーイズ8―7宮城仙北ボーイズ(9月23日、大崎・松山野球場)
第11回角田商事杯東北中央支部・東北南支部新人大会は23日、準々決勝、準決勝が行われた。2年生以下の新チームで秋の東日本ブロック王者を決める第36回東日本選抜大会(10月12~14日、白河グリーンスタジアムほか)の予選で、東北中央支部では仙台育英学園秀光ボーイズが決勝に進出。宮城仙北ボーイズとともに本戦出場が決定。東北南支部からは準決勝進出の山形東部ボーイズ、寒河江ボーイズと白河ボーイズの3チームが本戦に挑む。
※ ※ ※
仙台育英学園秀光が躍進した。準々決勝は仙台泉を退け、東日本選抜大会初出場を決めると、準決勝では宮城仙北に大逆転勝ち。齋夢海監督(27)は「どちらも負けゲーム。エラーが多くて先頭打者も出した。課題が残る中でも勝つことが出来たのは収穫」と語った。
仙台泉戦では延長9回タイブレークで5番・菊田の2点打、7番・中村の2点二塁打などで圧倒。「菊田は試合の中で打撃の状態を修正できた」と評価した。宮城仙北戦では1―6で迎えた5回に8連打など打者12人の猛攻で7点を挙げ大逆転。「すごくみんなでつないだ。打つべき球をしっかりと振れていた」と称えた。
指揮官のタクトも冴えた。準々決勝では9番の宮野を準決勝で4番に抜てき。「打順を代えるか悩んでいたが(東日本)選抜大会出場も決めたので…」。その決断が吉となる。宮野は初回に先制二塁打を放つなど4打数3安打2打点の活躍をみせた。
6月の選手権大会東北中央支部予選の決勝で敗れた宮城仙北に新チームで“リベンジ”した。東日本選抜大会では「東北の代表として恥ずかしくない戦いをしたい」と齋監督。今回は東北中央支部・東北南支部の合同大会。決勝で東北南支部“代表”を蹴散らし、東北王者として選抜大会に臨むつもりだ。
【仙台育英学園秀光ボーイズ・登録メンバー】※は主将
▽2年生 ※坪郷心栄、中村太樹、菊田球成、渡部瑛介、宮野瑛心、畠山心伴、佐々木士紗、杉崎斗俄、宗形遼馬、高田一成
▽1年生 高橋快知、影山隼也斗、八重樫嶺大、伊藤悠羽、坪郷煌心、野口真希斗、渡邉怜介、持永羽慶、浅野聖怜