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【広島】新井監督「期するものがあったと思う」“悩める男”のサヨナラ打で4連敗ストップ/一問一答

スポーツ報知 2024年9月27日 23時10分

◆JERAセ・リーグ 広島3X―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 広島は、今季4度目のサヨナラ勝利でCS進出に望みをつないだ。2―2同点の延長12回は2戦連続スタメン外だった末包が、代打で東洋大の2年後輩・村上から右越えに自身初のサヨナラ二塁打。延長11回から2イニングを無失点に抑えた島内は、リリーフだけでチーム2位タイの10勝目を手にした。チームは4連敗ストップで勝率5割に戻し、3位・DeNAと1ゲーム差で残り6戦。阪神戦は今季12勝12敗1分けで終え、2年連続の負け越しは免れた。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―延長12回サヨナラ勝利

 「スエ(末包)が、よく打ったと思います。ここ数試合スタメン外れていて、本人も期するものがあったと思います。ナイスバッティングでした」

 ―スタメンを外したが、末包選手の状態をどう見ていたか

 「練習を見ても、今日はいい感じで打っていましたし、悔しい思いをしていると思う。その悔しい思いをバットに乗せてくれたかなと、そんなサヨナラヒットだったと思います」

 ―先発・大瀬良投手を含めた投手陣について

 「大地も立ち上がり、どうなるかなと思ったんですけど、尻上がりに調子を上げてくれて、ナイスピッチングだったと思います。その後を受けたブルペンも、特に島内。イニングをまたいで2回、よく抑えてくれたと思います」

 ―守備で流れを持ってくる野球も出来た

「本当にね、アキ(秋山)にしてもね、矢野にしても、特にキク(菊池)ね。みんな本当にいい守備だったと思います。相手に流れを渡さない、いい守備だったと思います」

 ―阪神戦は今季12勝12敗1分けで終えた

 「星は五分で終わりましたけど、戦っていて、やはり阪神タイガース、強いなと感じました」

 ―4連敗ストップ

 「こういう状況にもかかわらず、今日もたくさんのファンの方が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝しています。球場に来ていただいたファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」

 ―28日は優勝マジック1となった巨人戦

 「うちはもう目の前の一戦なので。明日の試合に、今日のこのサヨナラ勝ちをつなげていきたいと思います」

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