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「ザ・ニュースペーパー」の石破シゲル担当、福本ヒデびっくり 「昔のかつらのままでいいのか」新総裁決定の3時間後、しっかり公演に生かす

スポーツ報知 2024年9月28日 0時19分

 社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で長年、石破シゲルを持ち役にしてきた福本ヒデが27日、横浜市内で行われた公演に出演。自民党総裁選が終わって約3時間しかたっていない中、さっそく首相っぽく振る舞った。

 開演前の楽屋はちょっとしたパニックになっていた。これまでノダ、ハトヤマ、アソウ、アベと4人の総理大臣を渡り歩いてきた福本は「こんなことってあるんですか。てっきり高市さんの空気でしたからね。今日は決選投票に進めなかった場合を想定して」ネタを考えていたが、状況は一転だ。

 公演が始まると「先ほど新総裁になられたばかりの、石破シゲルさんがご到着されました」と紹介。のっしのっしとゆっくり歩く姿、独特の表情に話し口調と登場しただけで笑いと拍手が起きた。しかし問題はこれからだという。

 「あくまで首相にならない人というイメージでつくってきたので。意図的にかなりデフォルメしてやってきました。頬に綿を詰めたり、背広の下にパーカー着たり。かつらは20年くらいずっと同じですから」といい、「自民党の動きからしばらく目が離せませんが、今日からラーメンばかり食べて太った方がいいのでしょうか。かつらは今の髪の量に似せようか。一気に注目度が増すだけに悩みますね」。こだわりの人だけに、石破シゲル像がどう変化していくか注目だ。

 その隣では総裁選8位に終わった河野タロウ(山本天心)が「前回は決選投票までいったのに。これほどとは。でもザ・ニュースペーパー的には特需ですね」とにっこり。山本はスガ首相も演じてきたが「総理大臣が短命かそうでないかで僕たちが演じる人物の完成度もずいぶん変わります」と話す。同6位だった茂木トシミツ(土谷ひろし)は「河野さんより順位が上でよかった」と安堵感をにじませていた。

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