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J1札幌 様々な後押しに残留で応える…北海道コンサドーレ札幌・三上大勝代表取締役GMのコンサ便り

スポーツ報知 2024年9月28日 7時52分

 京都戦を含め、残り7試合になった。ホームであと3戦しかないところで言うと、京都戦は絶対に勝ち点3を取らなければいけない。ここで勝てば、残留を争う当該チームがどういう結果であれ「やれるぞ」「やるしかない」という雰囲気になっていくもの。今日の一戦が大きなポイントの試合だと捉えている。

 確かにまだ何も成し遂げてはいないが、7月上旬には「残留は無理じゃない」と思われていたところから「もしかしたらいけるかも」というところまで来ているのは、ホームである程度勝ち点が取れているから(7月以降で8点)。その要因として、絶対的なホームの雰囲気を作ってくれていることが、すごく大きい。

 7月、石屋製菓を中心としたパートナー企業にダメ元で話に行った。クラブとしてしっかりとした夏の補強をしなければいけないということと、同等の効果としてホームでの大きな動員が絶対に必要になるという相談をした。期の途中でもあり、難しい話とは思ったが、パートナー企業としてもJ1を絶対にあきらめないと即答をいただき、「絶対J1残留!大応援」招待企画が始まった。当初予定していた補強は大崎、バカヨコ、カンの3人だったが、それでは足りないと考えていた箇所に必要な選手も取れた上に、新しいお客さんも含めたドームでの雰囲気作りという両方を、おかげで実現することができた。

 世界中の色んなリーグで毎年残留争いはあり、該当するクラブはサポーターも含めて様々な頑張りをしている。ただパートナー企業も巻き込んだ動きというのは、世界的に見ても俺の中では知らない。それを今回できたことで、本当に北海道の可能性を感じている。だからこそ絶対にJ1残留は成し遂げなければいけないし、皆さんがホームで熱を送ってくれるのは心強いこと。様々な後押しに応えるためにも、京都戦は絶対に勝利で終える。(株式会社コンサドーレ代表取締役GM 三上大勝)

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