女優・山本美月の所属事務所が２８日、公式サイトを更新し、２６日のドラマ撮影中の事故を受けて、「本人の体調を最優先に療養させて頂いております」などとコメントを発表した。
山本と女優・麻生祐未は２６日、動画配信サービス「Ｈｕｌｕ」のオリジナルドラマ撮影中に頭や首を負傷し、都内の病院に救急搬送されていた。
同事務所は「山本美月につきまして、先日のドラマ撮影中の怪我（けが）の報道により、皆様には大変ご心配をおかけしております。現在は、医師の判断を仰ぎながら怪我の回復と、本人の体調を最優先に療養させて頂いております」と説明。山本の近況を「本人も一日も早い復帰を望んでおります」と報告した。
警視庁小金井署などによると、事故は午前１１時２５分頃に東京都国分寺市の住宅１階で発生。撮影中に照明が取り付けられた鉄の棒が２人の頭上に落下して当たったという。住宅は撮影のために借りられていた。
２人は都内の病院に搬送され、山本は頭部外傷、頭皮挫創で約１週間の通院加療、麻生は頸部（けいぶ）挫傷、頭部外傷で約２週間の安静加療と診断を受けたという。署が詳しい原因を調べている。他に巻き込まれた人はいなかった。
関係者によると、同作品はまだ内容などの情報解禁はされておらず、来年配信予定。Ｈｕｌｕを運営するＨＪホールディングスは「山本さん、麻生さんをはじめ、関係者の皆様にこのような事態となったことをおわび申し上げます。今後は、番組制作において、より一層安全対策に万全を期してまいります」と謝罪した。
◆山本の事務所コメント
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社所属、山本美月につきまして、先日のドラマ撮影中の怪我の報道により、皆様には大変ご心配をおかけしております。
現在は、医師の判断を仰ぎながら怪我の回復と、本人の体調を最優先に療養させて頂いております。
そして、たくさんのご心配や励ましのお言葉を頂きまして心より感謝申し上げます。本人も一日も早い復帰を望んでおります。
今後ともご支援の程、宜しくお願い申し上げます。