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【巨人】9回2死から登板で“胴上げ投手”の大勢「どういう展開になっても最後はいくからって言われていた」

スポーツ報知 2024年9月28日 22時24分

◆JERA セ・リーグ 広島1―8巨人(28日・マツダスタジアム)

 巨人が広島に勝ち、4年ぶり48度目(1リーグ時代を含む)のリーグ制覇を達成した。阿部慎之助監督は就任1年目での優勝となった。

 試合は3番・吉川尚輝内野手が4安打、4番・岡本和真内野手が2打席連続の適時二塁打で3打点を挙げるなど16安打で8得点。先発の菅野智之投手は8回まで投げ6安打1失点、119球の熱投でーグ単独トップの15勝目を挙げ最多勝も近づいた。

 9回のマウンドには高梨雄平投手があがり、2人を打ち取ったところで、守護神・大勢投手が登板。代打・二俣翔一内野手に中前打と打たれたが、末包昇大雅外野手を二ゴロに打ち取り、試合を締めた。

 “胴上げ投手”となった大勢は、試合後「いや~、三振で終わりたかったんですけど、甘く入った真っすぐ打たれたので、今日はでもそれを忘れてこの後のシャンパンファイトに備えたいと思います」と、1安打されたことを悔やんだが初めてのシャンパンファイトが楽しみな様子。

 優勝決定後、グラブを飛ばしていたのではと問われると「そうですね。ちょっとわかんないです。色々あったシーズンでしたし、まぁ去年もケガしたし、色々な思いがあったのでぜいたくな瞬間、登板をさせてもらってそこは本当に感謝して、また日本一で味わえるように、今度は日本一の胴上げ投手になれるようにしたいなと思います」と話した。

 9回2死からの登板については「あんまり、力まないタイプなんですけど、ちょっと意識して力んじゃったかなと思ます」と反省を口にした守護神。大量リードの場面だったが、「どういう展開になっても最後はいくからって言われていたので、言われてました監督さんに」と、阿部慎之助監督から、“胴上げ投手”を予告されていたことも明かした。

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