◆男子テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン 第4日(28日、東京・有明コロシアム)
男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が、同29位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に6-2、6-3で勝ち、6年ぶりの大会ベスト8に進出した。この勝利で世界150位前後になることが確定した。
記者会見での主なやりとりは以下の通り。
―試合を振り返って。
「バトルになるのは知っていた。簡単な相手ではない。ただ、自分がとてもいいプレーだったし、アグレッシブなプレーができた。ほとんど完ぺきだった。今日のようなテニスを今後も続けたい」
―ダブルス、1回戦を通じて、どこがよくなったか。
「今日は格段によかった。しっかりラリーをしちゃうと、相手に分があるので、今日は攻めないといけないなと。なるべく攻めなくちゃいけないなと思ってプレーしていた。ネットに出られた」
―今日のプレーならトップ10と戦えますか。
「これが続けばいいけど、まだ1試合。油断はできない。続いてくれれば、トップ10とも戦える兆しは見えてくる。でも、毎試合相手も違うので。ただ、だいぶ気持ちよくプレーができた」
―相手はもっと打ってくる選手だったが。
「相手の気持ちこそ分からないけど、もうちょっと強い感じがしていた。相手のいいところを出させないようにプレーしていたので、(相手が)いいといころが出る前に終わったのか、僕が強すぎたのか(笑い)」