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【高校野球】天理、11得点快勝 “二刀流”下坊大陸が3回8K&4安打3打点と大車輪

スポーツ報知 2024年9月29日 12時12分

◆秋季奈良県高校野球大会 ▽準々決勝 天理11―0大和広陵=6回コールド=(29日・さとやくスタジアム)

 天理が快勝し、4強へ駒を進めた。「7番・投手」で出場した下坊大陸(りく、2年)は3回を投げ1安打8奪三振の無失点、打っても4安打3打点と攻守でチームをけん引した。

 初回、二塁打と2四球で2死満塁とし、6番・石黒輝慶左翼手(2年)の左越え満塁弾で幸先良く4点を先行。援護を受けてマウンドに上がった下坊は、初回から振り逃げを含む2三振を奪うと、3回で8三振の快投を見せ、相手打線を寄せ付けなかった。

 4回からはマウンドを橋本桜佑(1年)に託し左翼へ。守備機会も難なくこなすと、初回に右前打、3回には左中間へ二塁打と2安打をマークして迎えた4回2死二、三塁の第3打席で2点左前打を運び、猛打賞を記録した。さらに6回無死二塁で右翼線へ適時二塁打を放ち、4安打3打点。チームの完封リレー、11得点快勝の立役者となった。

 次戦は10月5日(さとやくスタジアム)、智弁学園と奈良大付の勝者と決勝進出をかけて激突する。

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