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山本由伸、プレーオフ初登板は日本時間「10・7」の地区シリーズ第2戦 登板後に首脳陣から通達

スポーツ報知 2024年9月29日 12時46分

◆米大リーグ ロッキーズ2―13ドジャース(28日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が28日(日本時間29日)、敵地・ロッキーズ戦に先発。レギュラーシーズン最終登板は5回4安打2失点と好投し、119日ぶりの7勝目を挙げた。試合後にはプレーオフ初登板が10月6日(同7日)の地区シリーズ第2戦になることを明かした。

 ドジャースはこの日大勝で今季97勝64敗。ナ・リーグ東地区のフィリーズは黒星で94勝67敗となり、ド軍のメジャー最高勝率が確定した。プレーオフでは10月5日(同6日)からの地区シリーズでワイルドカード1位のパドレスと同2位のチーム(未定)の勝者と対戦することになる。初戦と2戦目はドジャースタジアムの試合。山本は本拠地のマウンドに上がる。

 この日は6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で右肩を負傷後、復帰4試合目の登板。初回は1番から連打を浴び、マクマーンの右犠飛で先取点を許したが、直後の2回に味方が逆転。山本は3回にはトーバーにソロを浴びたが、大量援護をもらい、4、5回は3者凡退に封じた。2試合連続で初回に先取点を許したが、無四球に加えて6奪三振と“尻上がり”の内容で「後半になるに連れてしっかり自分の投球ができたので、良かったと思います」とうなずいた。

 ロバーツ監督はこれまでにも地区シリーズの先発4人の中に山本が入ることを明言していたが、この日の試合前にはフラーティに次ぐ2番手の構想であることを明かした。試合後には山本本人も「(首脳陣から)今日の降板後に(プレーオフの『2戦目』と伝えてもらったので、しっかり責任持って投げたいなと思いました」と意気込んだ。

 12年総額3億2500万ドル(約465億円=契約発表時のレート)、二刀流の大谷を除くと投手史上最長&最高額でオリックスからドジャースに加入したMLB1年目は18試合で7勝2敗、90イニングを投げ、防御率3・00。投球回を上回る105奪三振だった。

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