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小田凱人が大会2連覇「第1章の締めくくり。ロスに向けて第2章が始まる。勝ち続ける」…木下グループ・ジャパンOP

スポーツ報知 2024年9月29日 15時14分

◆男子テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン 第5日(29日、東京・有明コロシアム)

 車いすテニスの部で、パリ・パラリンピック男子シングルス金メダルで、世界ランキング1位の小田凱人(ときと、東海理化)が、大会2連覇を成し遂げた。同パラリンピック銅メダルで同4位のグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に6-3、6-4のストレート勝ちで、パラリンピックから連勝が8となった。

 記者会見での主なやりとりは以下の通り。

―優勝の感想を。

 「見たい景色が、(センターにたくさんの観客が入る)想像した景色が現実になった。勝ったうれしさより、表彰式で、その思いが感慨深い。ここまで続いていたので、まずはひと区切り」

―優勝スピーチで、「花は1回しか咲かない」と話していたが。

 「花は1日枯れてしまったら咲くことはない。そういう意味でこれからも勝ち続けるということ。パラリンピック終わって、今後は難しい戦いになる。これからは表舞台に出て勝ち続けるのが大事かなと」

―「ここまで続いていた」と話したが、何が続いていたのか。

 「パラリンピックではなく、ここまでが(車いすテニス人生の)第1章と決めていた。ここまでが締めくくりと思っていた。ここから第2章が始まる。いろいろやりたいことがある。ロスに向けて、違った形で挑みたい」

―観客が入ったセンターを見て。

 「完売と聞いていた。テニスじゃなくて、車いすテニスを見に来たというお客さんがかなりいた気がする。今まではテニスを見るついでに車いすテニスを。でも、今回は車いすテニスを見るついでにとかも。そこが今日の一番のことだった」

―錦織の活躍でインスピレーションをもらったか。

 「テニス関係なく、日本で名前だけでトップに入る人。僕もテニスをする前から知っている。昨日なんか、超強いとこを見せてくれて。やはり、錦織さんがいて、この大会が沸いている。新たに追いかけていきたい(存在)」

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