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レスリング・藤波朱理「最高な経験ができた」 文田健一郎、樋口黎と青葉台駅前でパリ五輪金メダルを報告

スポーツ報知 2024年9月29日 15時54分

 パリ五輪のレスリングで金メダルに輝いた女子53キロ級の藤波朱理(日体大)、男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎、同フリースタイル57キロ級の樋口黎(ともにミキハウス)が29日、横浜市青葉区の東急電鉄・青葉台駅前で開催された日体大主催の五輪報告会に出席した。集まった約200人の区民とジャンケン大会や写真撮影などで交流した。

 公式戦137連勝で頂点に立った藤波は、壇上で初の五輪を「小さい時から五輪の優勝が夢で、ずっと思い続けて憧れてきた舞台だった。本当に最高な経験ができた」と振り返った。文田はグレコローマンスタイルで日本勢40年ぶりの金メダル。「たくさんの先輩方がそれに向けてレスリングをしていたので、僕が結果的に手にすることができた」と語った。樋口はエッフェル塔を見ながら減量していた思い出を語り、「(パリは)すごくパンがおいしかった。クロワッサンの中にチョコレートが入ってるやつがとびきりうまかったのでまた頑張りたいなと思った」と笑いを誘った。

 日体大レスリング部は卒業生を含めてパリ五輪に6人が出場し、藤波、文田、樋口と男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚、同フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(ともに三恵海運)の5人が金メダルを獲得した。男子の練習拠点の健志台キャンパスがあることから青葉区での報告会を企画。日体大の松本慎吾監督は「青葉台は健志台キャンパスのメインの駅。そういったところでレスリング競技をより知ってもらって、この町が盛り上がり、レスリングがもっと広く浸透していけば」と願った。

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