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「完璧にいったと思って」巨人・岡本が苦笑い 指さした先にたなびく旗 向かい風7メートル

スポーツ報知 2024年9月30日 5時5分

◆JERA セ・リーグ ヤクルト5×―4巨人(29日・神宮)

 岡本和は確信を持って大飛球の行方を追った。9回1死から甘く入った初球のスライダーを強振。左翼席のG党から歓声が上がったが、向かい風7メートルに押し戻され、フェンス手前で中堅手のグラブに収まった。主砲は「見てください」とバックスクリーンにたなびく旗を指さし「最後はね、完璧にホームランいったと思って走ってました」と苦笑いした。

 “28号”は幻となったが、攻守で存在感を発揮した。3回に左前打を放って4試合連続安打をマーク。一塁守備でも7回に鋭いライナーをダイビングキャッチした。「最高だった」ビールかけから一夜明け、疲労を感じさせない動きで若手メンバーを引っ張った。今季最終戦となる10月2日・DeNA戦(東京D)を残し、83打点はリーグトップの村上に3差の2位。7年連続30本塁打までは残り3本となっている。

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