◆ＪＥＲＡ セ・リーグ ヤクルト５×―４巨人（２９日・神宮）
敗れはしたが、巨人のルーキー、西舘が６回から登板し、３イニングを投げて無失点。今季２８登板で２０ホールド（Ｈ）目をマークした。球団ではバルドナード２６Ｈ、高梨２４Ｈ、船迫２２Ｈに次いで今季４人目の２０Ｈ到達。これまで同一シーズンの２０Ｈ以上は１０年に久保裕也３２、越智大祐２１、山口鉄也２０と３人が最多で、４人は初だ。
両リーグでホールドの規定が統一された０５年以降でシーズン４人以上が２０Ｈ以上をマークしたのは過去に
１１年ヤクルト（押本健彦２３、松岡健一２３、バーネット２２、久古健太郎２０）
１９年楽天（森原康平２９、ブセニッツ２８、宋家豪２４、ハーマン２１）
２３年ヤクルト（清水昇３８、石山泰稚２４、星知弥２０、木沢尚文２０）
と、のべ３チームだけで、巨人が４チーム目。昨季のリリーフはリーグワーストの３・８１だったが、今季はリーグトップの２・２８。救援陣の好投が光る。（恩田 諭）