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錦織圭 「だいぶ(トップ10と戦えるとこに)近づいた」…世界14位にマッチポイント握るも惜敗

スポーツ報知 2024年9月29日 22時32分

◆男子テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン 第5日(29日、東京・有明コロシアム)

 元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が惜しくも逆転負けを喫した。最終セットでマッチポイントを握ったが、同14位のホルガー・ルネ(デンマーク)に、6-3、2-6、5-7で敗れた。しかし、10月3日発表予定の最新世界ランキングで150位前後となる予定で、復帰後初の100位台が確定した。次戦は10月2日開幕の上海マスターズだ。

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記者会見での主なやりとりは以下の通り。

―試合を振り返って

 「細かな部分で、簡単なミスも最後ちょっと出た。ちょっと足が動いてくれなかった。まだまだ体力不足。バネのなさというのが、最後出たかなと思う」

―どこら辺から疲れを感じたか

 「セカンド(第2セット)で、(相手が)じっくりプレーするように変えてきた。ミスも減ってきた。長いラリーが増えてきて、簡単に決まらなくなって、結構、きつかった」

―けがに対する不安はなく3試合できたのか

 「復帰してからも、いろいろ細かい部分は出てきて。練習やトレーニングを毎回しっかりできていたわけではない。試合になると、体も硬くなってダメージも増える」

―大会前に、トップ10とはまだ到底無理と言ってましたけど、今はどう思ってますか

 「だいぶ(トップ10と戦える状態に)近づいた。この3試合を通じて、かなりいいフィーリングがあった。正直、トップ10にかなわないというのは、心の中ではあまり思ってなくて。どこかで行けるんじゃないかと思いながら、ああいうことをちょっと言っちゃった。申し訳なかった(笑い)」

―今後の予定は

 「上海に行って、最後はヨーロッパでいくつか出たいなと思っている。プロテクト(ランキング)がないので、出られるところが決まらないのはある。ワイルドカード(大会推薦枠)をもらえるのか、予選に出るのか、チャレンジャーに出るのか。パリは無理かもしれない」

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