フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が２９日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」（日曜・午後１０時）に出演。前身番組の「おしゃれカンケイ」で共演した、タレント・マルシアからの強烈なダメ出しを明かした。
番組は１９７４年に始まった「おしゃれシリーズ」の５０周年記念で歴代ＭＣが集結した１時間スペシャル。古舘は「オシャレ３０・３０」、「おしゃれカンケイ」で足かけ１８年３か月にわたりＭＣを務めた。大ベテランの古館とは対照的に、１９９４年７月からレギュラーになったマルシアは当時２６歳で、母国ブラジルから来日して８年目。ＶＴＲでも上沼恵美子に鋭く突っ込む様子が流された。
マルシアは「当時まだ日本語がこんなにご立派ではございませんでして」と釈明。「古舘さんに爆弾を落としたようなこともありました」と明かした。収録が２０分ほど穏やかに進んでいたのに、突然、「あんたの司会が根本からおかしい！」とダメ出し。古舘が「え～なんで？」と聞くと「もっとゲストを温かく包み込め」と指示したという。
古舘はその出来事を鮮明に覚えており説明したが、マルシア本人は「ちょっと待って、全く記憶にございません」と言いだし、スタジオは笑いに進まれた。