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【高校野球】山形中央が3位決定戦でサヨナラ勝ち…2年ぶり13度目の秋季東北大会出場

スポーツ報知 2024年9月30日 6時30分

◆高校野球◇山形県秋季大会 ▽3位決定戦 山形中央3-2東北文教大山形城北(29日・ヤマリョースタジアム山形)

 山形の3位決定戦では山形中央が東北文教大山形城北に3-2。延長11回無死満塁、押し出し四球で小坂楓投手(2年)がサヨナラのホームを踏んだ。28日の準決勝・日大山形戦(延長11回、2●3)に続き、2試合連続で延長にもつれ込む死闘を終えた小坂は「2試合とも延長戦を戦えたことは東北大会にもつながるかなと思います」と前を向いた。

 準決勝で159球を投じた小坂だが、白崎謙監督は「朝の状態は悪くなかった」と判断。4回から登板し、8イニングを投げ7安打2失点9奪三振。2日間で262球を投じたが「思ったよりも肩が軽かった。一球一球全力で投げることができました」。自らの投球で前日の“リベンジ”を果たした。

 2年ぶり13度目となる東北大会に向け背番号1は「センバツを目指している。一戦一戦全力で戦って勝ち上がれるように」と力を込めた。(太田 和樹)

 〇…鶴岡東は決勝で日大山形に2-0。2年連続7度目の優勝を決めた。初回1死一塁、松下哉大外野手(2年)が右越えに2ランを放ち先制。塚本寅次朗投手(2年)ら3投手の継投で日大山形を無失点に抑え、逃げ切った。「公式戦でホームランを打ったのは初めて」という松下は「なにも考えずに打席に入った。あの場面で打てて良かった」と納得の表情。

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