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【高校野球】久慈が2年連続2度目の東北大会出場…3位決定戦で専大北上を延長11回タイブレークで制す

スポーツ報知 2024年9月30日 6時31分

◆高校野球◇秋季岩手県大会 ▽3位決定戦 久慈5-4専大北上=延長11回タイブレーク=(29日・きたぎんボールパーク)

 久慈は3位決定戦で、専大北上に延長11回タイブレークの末、5―4で逆転勝ち。2年連続2度目の東北大会出場を決めた。初回に2点を先制され、追いかける展開。ただ意地を見せ、9回に同点に追いついた。延長11回に和野虎牙(こうが)捕手(2年)の左前へのサヨナラ打で決着をつけた。

 この日、2安打3打点の活躍を見せた和野は「誰一人諦めていなかったのでサヨナラ打が打てた。絶対終わらない。東北(大会)に行くぞ、という気持ちでした」と息を弾ませた。東北大会で目指すのは、昨年逃した初勝利。大畑伸悟監督は「厳しい戦いになると思うが、(失点を)最小限に抑えられる練習をしていきたい」と話した。

 〇…決勝は一関学院が花巻東に6-4。追いつかれても突き放し、花巻東を退け、2年連続8度目の優勝を決めた。1―1で迎えた5回には古川俊介外野手(2年)が右越え2ラン、3―3の7回には代打の伊藤音流(2年)が中前へ勝ち越し打。8回にも2点を加えた。優勝という結果に高橋滋監督は「逆転されなかったことが大きなポイント」。東北大会の先に見据えるのは、神宮大会とセンバツ出場だ。黒沢璃晏(りあん)主将(2年)は「昨年の先輩たちが果たせなかったので自分たちが」と意気込んだ。

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