◆米大リーグ ブレーブス2―4ロイヤルズ(29日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
ロイヤルズのロバート・ウィット遊撃手が29日(日本時間30日)、敵地のブレーブス戦で4打数1安打で打率3割3分2厘で初の首位打者に輝いた。
211安打と打率はナ・リーグの首位打者確定的なアラエス(パドレス)を抜いてメジャートップ。32本塁打&31盗塁をマークしているが、30―30を記録しながら首位打者を獲得したのは2018年のムーキー・ベッツ(当時レッドソックス)に次いで2人目。
また、メジャー3位の88本の長打は遊撃手として2008年のジミー・ロリンズ(フィリーズ)以来と記録づくめのシーズンとなった。
昨年の56勝106敗から大躍進の86勝76敗で、チーム9年ぶりのポストシーズン進出のキーマンとなったウィット。遊撃手としてのフィールディングも評価が高く、58本塁打、144打点のジャッジ(ヤンキース)とのMVP争いの対抗馬となるのは間違いない。