フィギュアスケートの２０２４～２５年シーズン開幕に向けた記者会見が３０日、都内で行われ、国内のトップ選手が登壇した。
女子で世界選手権３連覇中の坂本花織（シスメックス）は、今季のテーマを「ＣＨＡＮＧＥ」に設定。フリーでは３回転ルッツ、３回転フリップを２本ずつ入れる新構成へ、そして髪型も金髪シュートヘアと大胆チェンジを試みた。
２０２６年ミラノ五輪のプレシーズンも攻めの姿勢で、「（五輪まで）１年前ですけど、やってみてそれがいい方向にいったら五輪シーズンに向けて、選ぶ選択肢が増えることにもなる。やって損はない。失敗を恐れずやって行ったら、それもすごい自信になると思う」と語った。
８月のパリ五輪期間中には、ロシア選手のドーピング問題で延期となっていた２０２２年北京五輪のメダル授与式に参加。戦いから２年半後、ようやく団体銀メダルを手にし、「もらった瞬間にもう一度、ミラノでメダルを取りたいっていう気持ちが増した。その後、ミラノで合宿をして、そのときにペアのりくりゅう（三浦、木原組）と（鍵山）優真くんと『またメダルみんなで取りたいね』って話しも出てきた。ぜひ狙いたい」と意気込んだ。