元ＴＢＳアナウンサーで画家の伊東楓さんが３０日、東京・京王百貨店新宿店で「伊東楓展 いつか訪れる 最後の日まで」（６日まで）の取材会に出席した。
２０２１年にドイツでつづっていた詩をベースに２９点の作品を展開した。「当時は画家を辞めようとも思っていた。でもリミットを決めるのは間違っていると気づいた」とドイツ生活を振り返った。
１月に続き、今年２度目の個展となり自信作は「いつか訪れる―」だと明かした。「ネガティブな言葉をポジティブに変換して描いてみました。冒険したいので、ポルトガルだとか（世界を）もっと回ってみたい」と夢を語った。
富山出身の伊東さんは、帰省中に能登半島地震で元日に被災した。富山の酒造組合と組み、自身の絵をラベルにした日本酒を販売し、被災地への寄付を継続している。個展に来て欲しいのは、共演経験のある坂上忍だと答え「前回は声かけさせてもらったんですけど、来てもらえなくて。今回は来てほしいな～」と期待した。