レスリング女子６８キロ級でパリ五輪銅メダルの尾崎野乃香が３０日、慶大の東京・三田キャンパスで行われた「パリ２０２４オリンピック・パラリンピック 出場選手塾長招待会」に出席。在学中の慶大の女子では、全競技を通じて初の五輪メダリストとなった尾崎は改めて大会を振り返り、「会場は応援、音楽もすごくて、選手がエンターテイナーのような感じでした。すごく楽しく試合ができました」とすがすがしい表情だった。
本来の６２キロ級で代表入りを逃し、６８キロ級で巡ってきた好機をつかんだ五輪代表で表彰台に立った。「６８キロ級の挑戦を決めて、そこから体重を増やして内定しました。私にとって五輪は、小さい頃から人生をかけて目標にしてきたもの。この挑戦をしてきて本当に良かったと思っています」と話した。