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メッツが大逆転で2年ぶりのポストシーズン進出決定 第2試合でブレーブス勝てば進出、負ければDバックスが進出へ

スポーツ報知 2024年10月1日 5時19分

◆米大リーグ ブレーブス7―8メッツ=ダブルヘッダー第1試合=(30日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ナ・リーグのワイルドカード2枠を決めるブレーブス―メッツのダブルヘッダーが30日(日本時間10月1日)行われ、第1試合でメッツが8回6点、9回にリンドアの再逆転となる33号2ランで勝利。2年ぶりのポストシーズン(PS)進出を決めた。1日からのワイルドカードシリーズに臨むが、相手チームはまだ決まっていない。

 第2試合でメッツが連勝すればダイヤモンドバックスが、ブレーブスが勝てばブレーブスがPSに進出する。

 メッツは7回までに3―0と敗色濃厚だったが、8回に先頭テーラーが中堅への二塁打で先発のシュウェレンバックを引きずり下ろすと、2番手ヒメネスに襲いかかり3連打で1点差。ここでブレーブスは押さえのライセル・イグレシアスを投入。しかし、勢いに乗ったメッツはホセ・イグレシアスが右翼に同点タイムリー。ビエントスの犠飛で勝ち越し。なおもニモが右翼席に23号2ランを放った。

 8回裏、ブレーブスが今度はメッツの抑えディアスからアルビースの左越えの二塁打で再逆転。

 9回メッツは1死一塁から、一時はナ・リーグのMVP候補にもあげられていたリンドアが右中間に33号逆転2ラン。アトランタファンを静まらせる一発が飛び出した。9回は回またぎのディアスが続投し逃げ切って、敵地スタジアムでの歓喜の瞬間を迎えた。

 現地24、25日の当地アトランタでの2連戦がハリケーン襲来でレギュラーシーズン最終日の29日の翌日となる30日に順延となっていた。

 44歳のメンドーサ監督となった今季のメッツは昨季の最多勝千賀を欠いてスタート。2005年以来の開幕5連敗で5月29日には22勝33敗の借金11。首位から16ゲーム差の4位に低迷していた。ところが6月に7連勝して息を吹き返し、7月に2度の5連勝で、ブレーブスをとらえて2位に進出。8月末からの9連勝でワイルドカードスポットに突入してきた。

 

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