ポストシーズン進出の１２チームが決まった米大リーグは日本時間２日からワイルドカードシリーズがスタートする。その４カードの見どころなど展望する。
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【アストロズ×タイガース】最近８年間い７度のポストシーズンに進出しているアストロズ。一時は１０ゲーム差をつけられていたが夏場からの逆襲で４年連続地区優勝を決めた。一方のタイガースも９月７日からの１８試合に１５勝３敗の快進撃で１０年ぶりのポストシーズン進出。
ズバリ、このカードは初戦のアストロズのバルデス、フルシーズンでは２０１１年以来の投手３冠（勝利＆防御率＆奪三振）に輝いたタイガース・スクバルの左腕対決の結果がシリーズを決めると見る。公式戦は４勝２敗でアストロズがリード。スクバルも１勝１敗だった。対するバルデスも６月半ば以降１０勝２敗、９回２死までノーヒットや、７回無安打投球もマーク。菊池を始め先発陣はアストロズが上だ。
打撃面でもリーグ最高打率（・２６２）を誇るアストロズ（タイガースは・２３４）が上回っているが、チーム３冠部門トップのアルバレスが終盤右膝挫傷で６試合欠場。治療に専念した主砲の回復具合が気がかりだ。タイガースでは２４歳になったばかりのグリーンの強打に期待がかかる。