米大リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)が1日(日本時間2日)に開幕する。アストロズとタイガースは30日(同1日)、米テキサス州ヒューストンのミニッツメイドパークで前日練習を行った。
7月のトレードでアストロズに移籍以降、10試合に先発し、5勝1敗、防御率2・70と好調の菊池雄星投手は投手の全体練習には参加せず、室内などで調整した模様。エスパーダ監督は当地で会見し、第2戦以降の先発について「現在、協議中。まだ言えない」とした一方、「今季の成功の一つは育成部門の努力やオーナーを始め、フロント陣が『菊池獲得』を実現させたコラボレーション」と語り、「信頼感に結ばれたチーム。いい野球を見せたい」と意気込んだ。
また、第1戦に先発するバルデスは菊池について「菊池が加入したことは非常に重要だった。単にチームの勝利に貢献しているだけでなく、登板日以外の日はそのハードな練習で、チームに大きな影響を与えている。その存在は大きい」と語った。
一方、タイガースの前田健太投手は軽めのキャッチボールや、ポール間を走り込んで調整。同シリーズのロースター26人は1日(同2日)に発表される。