阪神は1日、加治屋蓮投手に来季契約を結ばないことを通達したと発表した。
加治屋はJR九州から2013年ドラフト1位でソフトバンクに入団。20年オフに1度目の戦力外通告を受け、阪神に移籍した。23年は51試合登板で16ホールド、防御率2・56でリーグ優勝に貢献。しかし、今季は1軍13試合の登板にとどまっていた。
プロ通算222試合登板で11勝13敗、62ホールド、防御率3・99。来季以降も現役続行を希望する右腕は「これまで2度の戦力外通告を受けて、野球の神様も意地悪だなって思う自分もいましたけど。乗り越えられないような試練は与えないと思っているので、何とかもう一回はい上がるチャンスをいただけたらなと思いながら、やりたいと思います」と話した。