浦和の元日本代表ＭＦ中島翔哉が１日、さいたま市内で練習後に取材に応じ、５日のホーム・Ｃ大阪戦（埼玉）へ得点の意欲を燃やした。
前節・神戸戦は０―１の後半２２分からトップ下で途中出場したが、得点を生み出せなかった。Ｃ大阪戦に出場すれば、今季初ゴールを決めた６月１日の神戸戦以来となるホーム戦。「ゴールを常に狙うことが大事だし、相手からしても嫌だと思う。それは常に、勝ってても負けててもやり続けたい」と言い切った。
チームはＦＣ東京戦、神戸戦と２連敗中で、２試合連続で無得点が続いている。中島は「勝ち負けもすごく大事だし、こだわっているけど、個人で言うと、どれだけ自分がチャレンジして、成功も失敗もあるけど、その中で成長できるかだと思う。今までやってこなかったこと、続けてることをやるのはすごい好きなので、おもしろいです」と笑顔がはじけた。
相手の意表を突く長短のパスなど創造性あふれるプレーが持ち味。「個人的にはたくさんボールを受けて、チャンスをもっと試合の中で増やしていきたい」と言った。後方からパスを受けるポジショニングについて「受けられるところにいられれば、もらえる回数も増える。後ろから見て出しやすいところに動けたらと思う。こっちからの目線になりがちだけど、後ろから見た時とこっちからの目線は違う時もある」。チームメートとの好連係で３試合ぶりの得点をもたらす。