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6日から大谷翔平の「夢舞台」初のポストシーズン始まる WBCで共闘の侍右腕との対戦も

スポーツ報知 2024年10月2日 5時0分

 米大リーグは30日(日本時間1日)、レギュラーシーズンの全日程が終了し、1日(同2日)からはワイルドカードシリーズ(WCS)がスタートし、ポストシーズン(PS)が開幕する。ドジャース・大谷翔平投手(30)は、54本塁打と130打点の2冠が正式に決定。5日(同6日)からの地区シリーズでは、パドレスとブレーブスの勝者と対戦する。

 いよいよポストシーズンが始まる。大谷はメジャー7年目にして初舞台。9月29日には「ここから先はシーズン中に積み上げた成績とか、数字というのはもう意味がない。いい思い出が来るように努力したい」と、気合を入れ直していた。

 5日からの地区シリーズは、パドレスとブレーブスの勝者に決まった。WCSは2戦先勝で、パ軍の本拠地・サンディエゴで行われるが、ダルビッシュと松井も所属するパドレスが有利との見方が強い。後半戦は43勝20敗で勝率6割8分3厘は両リーグトップ。ブレーブスは30日にダブルヘッダーを戦うなど4日で5戦で、移動日なしでアトランタからサンディエゴへ約3000キロの移動もあり、18勝を挙げ投手3冠に輝いたセールが背中の痛みで登板しない可能性もある。

 ダルビッシュはWCSでは先発せずに第3戦でブルペン待機する模様。勝ち進めばドジャース戦での先発が濃厚だ。大谷は今季ダルとの対戦は5打席で1安打2三振。パドレス戦は12試合で1本塁打ながら、打率3割2分6厘と相性はいい。ブレーブス戦も7戦で3本塁打を放ち、打率3割8分5厘、10打点と打ちまくっている。

 この日、大谷の2冠が正式に決定。両リーグ本塁打王は史上4人目の快挙で、リーグをまたいでの2年連続受賞は初の偉業となった。9月23~29日の6試合で25打数13安打の打率5割2分、1本塁打、7打点、4盗塁。2週連続で今季4度目、通算11度目の週間MVPも受賞した。

 チーム休養日のこの日発表された今季のユニホームの売り上げランキングでも2年連続メジャートップに輝いた大谷。ドジャースは2年連続で地区シリーズで敗退している。20年以来の頂点へ、大谷が夢に見た舞台に立つ。(安藤 宏太)

 ◆大谷の今季対戦成績

 ▽パドレス戦 12試合、46打数15安打、打率3割2分6厘、1本塁打、7打点、4盗塁

 ▽ブレーブス戦 7試合、26打数10安打、打率3割8分5厘、3本塁打、10打点、2盗塁

 ▽ダルビッシュ 5打数1安打(3月20日=遊ゴロ、右安、4月14日=空三振、三飛、空三振)

 ▽松井 5打数3安打(3月21日=右飛、4月12日=右2、5月10日=左2、7月30日=空三振、9月26日=左2)

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