◆JERAセ・リーグ DeNA3―1広島(1日・横浜)
広島がDeNAとの3位攻防直接対決を逆転負けで落とした。残り3試合で3位・DeNAまで3ゲーム差に広がり、最短で2日にCS進出の可能性が完全消滅する。3回に足を絡めた攻撃で1死一、三塁の好機をつくり、野間の二ゴロで先制したが、先発・森が4回に6安打を集中されて3失点で逆転を許した。2点を追う8回には守護神・栗林を投入したが、流れをたぐり寄せられず。9月に球団ワーストの月間20敗で月間借金15を喫した上に、1956、58年に12連敗して以来となる球団66年ぶり3度目のビジター11連敗。4月16日以来の借金3を背負い、2年ぶりの勝率5割以下が確定した。以下は新井監督の一問一答。
―先発・森投手は4回途中3失点。桑原選手の逆転二塁打は不運な当たりではあった
「あそこはちょっと運がなかったというかね。立ち上がりから丁寧に低めに投げて、あの回だけだったという感じかな」
―打線は足を絡めた攻撃で先制した
「どんどん足を絡めてというのはずっとやってきたことなので。あそこはいい攻撃ができたかなと」
―6回以降はビハインドの展開でも勝ちパターンを投入した
「やれることはやろうと。そういう形だった。ビハインドでもいくし、どういう状況でいくか分からないから用意しておいてくれと、事前に伝えていた」
―2点を追う9回表の攻撃中には栗林投手がキャッチボールで準備していた
「追いついたら、もう1イニングいってもらうぞというのは伝えていたので」
―残り3試合で3位・DeNAに3ゲーム差
「そこはもちろん分かっている。ただ、自分たちがやれることは残り3試合、今日もたくさんのファンの方が応援に来てくれているので、いい試合をお見せできるようにやりたい」