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【阪神】高橋遥人がCS2度先発の可能性浮上 久保田投手コーチ「監督がどう判断するか」

スポーツ報知 2024年10月2日 5時0分

 阪神・高橋遥人投手(28)がクライマックス・シリーズ(CS)で2度先発する可能性が浮上した。1日は甲子園で調整。CSに向けて「みんな気持ちも入る。それに僕も乗って」と意気込んだ。左肘のトミー・ジョン手術から8月に戦列に復帰し、5試合で4勝1敗、防御率1・52と力を発揮している左腕。第1Sを突破した場合、最終Sとの両方での起用を、久保田投手コーチは「可能性はあるかも」と想定した。

 リハビリ明けのため、今季1軍では全て中9日以上で登板。12日の第1S初戦に先発すると、巨人との最終Sが最大の第6戦(21日)までもつれても中8日だ。これまで通りの調整なら、出番は1度。だが、同コーチは「分からない、勝負なので。無理はさせないかもしれないけど、監督がどう判断するか」と可能性を残した。中6日は難しいものの、2軍では中8日以下も経験。巨人戦も9月23日(甲子園)に6回0/3を1失点と好投しており、最終Sにも捨てがたい存在だ。

 第1Sの相手が未定で、先発の決定もこれから。大竹が広島戦は通算9勝1敗を誇るなど、相性も踏まえた編成が予想されるが、中心は高橋とチーム最多13勝の才木だ。同コーチも「そうなってくる」と認め「(高橋が)どこでいくかは重要」と語った。一発勝負か、フル回転の解禁か。後者なら、出番は早いに越したことはない。(安藤 理)

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