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パドレスがポストシーズン史上2番目の最短試合でブレーブス破り突破王手 投手陣が史上初の快挙連発

スポーツ報知 2024年10月2日 12時51分

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ パドレス4―0ブレーブス(1日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ナ・リーグ西地区2位でポストシーズン(PS)に駒を進めたパドレスが、前日9月30日(日本時間10月1日)のダブルヘッダー第2戦でPS進出を決めたブレーブスを破って先勝し、ドジャースとの地区シリーズ進出に王手をかけた。

 初回にタティスの2ランで先制したパドレスは、2回にヒガシオカの中犠飛で追加点を奪うと、8回にはまたしてもヒガシオカがダメ押しのソロを放った。投げては先発のキングが、7回89球で5安打無失点、12奪三振の快投。MLB公式SNSによるとポストシーズン初先発で、無四球無失点で12三振を奪ったのは史上初の快挙だった。ポストシーズンの無四球無失点で12奪三振は、DeNAでもプレーしたバウアーが20年に記録して以来2人目で、なおかつ勝利投手になったのはキングが初めてとなった。

 パドレスは8、9回もアダム、元阪神スアレスと無失点継投で逃げ切って先勝。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ポストシーズンで無四球、無失点で1試合で15三振を奪ったのは史上初だという。これまでの無四球無失点の試合での最多奪三振は「11」。見事な投手リレーだった。さらに同記者によると、試合時間2時間9分は、1996年のナ・リーグ地区シリーズ・ドジャース―ブレーブス戦の2時間8分に次ぐ短さだったことも「X」(旧ツイッター)に投稿した。

 

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