◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人―ＤｅＮＡ（２日・東京ドーム）
巨人の秋広優人内野手、佐々木俊輔外野手、喜多隆介捕手が２日、１軍に昇格した。代わって坂本勇人内野手、丸佳浩外野手、フォスター・グリフィン投手が出場選手登録を抹消された。
チャンスが再びやってきた。秋広は当てにいくような打撃が続き、阿部監督から「全く何の魅力も感じなかった」と苦言を呈され、９月２０日に２軍に合流。それでも、その翌日のイースタンでは４か月ぶりの本塁打を放つなど強く振ることを意識して鍛錬してきた。２日の２軍日立製作所戦（ジャイアンツ球場）でも右越え本塁打をマークしていた。
佐々木はイースタン・リーグで打率３割１分５厘、３本塁打、喜多は同リーグで打率２割８分９厘、３本塁打と、いずれも好成績を残し、再昇格の機会を得た。リーグ最終戦で結果を残せれば、ポストシーズンでのメンバー入りへ向けて、アピール材料になる。期待の若手がチームに刺激を与えていく。