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大関・豊昇龍、秋巡業2日目から早くも始動し8戦全勝 “150キロボディ”にも徐々に手応え

スポーツ報知 2024年10月2日 17時30分

 大相撲の秋巡業は2日、神奈川・相模原市で行われ、大関・豊昇龍(立浪)が秋巡業2日目で早くも相撲を取る稽古を行った。幕内・錦木(伊勢ノ海)、小結・大栄翔(追手風)、同・平戸海(境川)を指名し、計8番取って全勝。キレのある動きで館内を沸かせ、「体の状態も悪くないし、ガンガン稽古を積んでいきたいと思って、番数が少なくてもやろうと思った」と振り返った。

 秋場所は序盤から黒星が先行。7勝7敗で迎えた千秋楽で勝ち越しを決め、初のカド番の危機を逃れた。場所前には体重が150キロの大台を突破。一方で「筋肉がついた分、体が硬い」と課題も口にしていた。増量した体の感覚は場所を追うごとに良くなっていったといい、それにともない後半は白星も増えていった。「今の体重に慣れていけばいいんじゃないかな、もうちょいかな」と、“150キロボディ”が徐々に自分のモノになりつつある。

 3日は日体大柏高時代に3年間を過ごした千葉・柏市で巡業が開催される。巡業で柏市を訪れたのは幕下時代が最後だといい、関取そして大関として初のがい旋となる。「柏は日本のふるさとという感じ」と回顧。「明日からもガンガンやっていきたい」と、思い出の地でも熱のこもった稽古で土俵を盛り上げる。(大西 健太)

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