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【巨人】先発・山崎伊織、5回2安打無失点で勝ち投手の権利 打線は3回に3点を先制 内海コーチ「素晴らしい」

スポーツ報知 2024年10月2日 19時28分

◆JERA セ・リーグ 巨人―DeNA(2日・東京ドーム)

 9月28日にリーグ優勝を決めた巨人のシーズン最終戦に、山崎伊織投手が2年連続の2ケタ勝利となる10勝目をかけて先発。2回に2年連続の規定投球回に到達し、5回を2安打無失点に抑え、勝ち投手の権利を得た。

 山崎伊は1回1死から牧秀悟内野手に右前打、2死からオースティン内野手に四球を与え2死一、二塁とされたが、宮崎敏郎内野手を空振り三振。

 2回は2死から投ゴロの森敬斗内野手を自らの失策で出塁させたが、石田裕太郎投手を一ゴロに抑えた。山崎伊は2回の投球を終え、2年連続で規定投球回に到達。3回は先頭の梶原昂希外野手に左前打を許したが、牧秀悟内野手を空振り三振、佐野恵太外野手を遊ゴロ併殺打に仕留めた。

 打線は1回、この日1軍に合流しスタメン出場の佐々木俊輔外野手が遊撃内野安打で出塁。オコエ瑠偉外野手の当たりは右翼のグラブからこぼれるように右前に落ちたが、一塁走者・佐々木が二塁で封殺され右ゴロとなり2死一塁。吉川尚輝内野手の代打・中山礼都内野手は見逃し三振、シーズン全試合でスタメン4番の岡本和真内野手は右飛に終わり無得点。

 巨人が3回、3点を先制した。先頭の門脇誠内野手が一塁内野安打、山崎伊織投手がきっちり送りバントを決め1死二塁とすると、この日1軍に合流し即スタメン出場の佐々木俊輔外野手がファウルで粘った後に中前にタイムリーを放ち1点。続くオコエ瑠偉外野手はDeNAの先発・石田裕太郎投手から右翼スタンドに3号2ラン本塁打を放ち3点目を挙げた。

 山崎伊は4回を3者凡退。5回は1死から森敬に四球、送りバントで2死二塁とされたが、梶原を二ゴロに打ち取り。勝ち投手の権利を得た。

 山崎伊の投球について内海哲也投手コーチは「気合も入っているし、投げていているボールも素晴らしい。試合前に伊織が今日は楽しんで投げてきますと言っていた通りにマウンド上でも楽しんでいるように見える。ベンチやブルペンも含め全力で伊織をバックアップしていきたい」と話した。

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