ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの堂本剛が２日、大阪市内で主演映画「まる」（荻上直子監督、１８日公開）のイベントを、大阪芸術大学の学生と行った。
現代美術家のアシスタントをしている沢田（堂本）がある日、日常を○（まる）に浸食される奇想天外な物語。この日は、映画さながらに、大阪芸術大学の美術学科の学生たちと、高さ２メートル幅６メートルの巨大アートを作成した。堂本が最後の一筆「〇」を入れてアートが完成。堂本は「エネルギッシュだし、それぞれのカラー、色がここに反映されているな、というふうに感じました。個々の自分というものがここにひしめき合っていて、非常に勇気というか、力を今もらいました」と感謝した。
自身は１９９７年の「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」以来、２７年ぶりの映画主演。「非常にチャレンジングで、難しすぎる役だったので、本当に悩みながら悩みながら。久しぶりの芝居の感覚を取り戻しながら演じさせていただいた」と明かした。現場は和やかな空気感で、リラックスして挑めたこともあり、監督ともセリフについて話し合って撮影したという。「１シーン１シーンの正解、丸っていうものは、現場でディスカッションして、実際演じてみて初めて丸が出るというシーンがめちゃくちゃ多かったですね」と笑顔で振り返った。
最後は学生と記念撮影も行った堂本。「いろんな人に自分の人生についてアドバイスをもらうこともたくさんあるだろうし、色々言われることもあったりするかもしれないと思います。自分の人生は本当に一回しかないので、自分らしい人生を、これからも強く優しく生きていってください」とメッセージを送った。