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東京GB・深津旭弘「楽しみたい」WD名古屋との開幕戦で“3兄弟”対決…バレーボール新リーグ

スポーツ報知 2024年10月2日 22時41分

 今月新たに開幕するバレーボールの「大同生命SVリーグ」に参戦する男子の東京グレートベアーズ(GB)が2日、ホームの東京・国立代々木競技場第二体育館で2024―25年シーズン開幕に向けた会見を開いた。今夏のパリ五輪代表のセッター・深津旭弘は「このチームで勝ちたい気持ちがある。全てのバレーファンの皆さんとバレーを盛り上げていきたいし、優勝を目指して頑張りたい」と決意を込めた。

 前身Vリーグの昨季はプレーオフに一歩及ばず7位。12日にホームの東京体育館で昨季5位のWD名古屋との新リーグ初戦に挑む。開幕カードを見て、胸が躍った。WD名古屋には今季加入したセッターで次弟の英臣がいる。さらに長弟の貴之氏はWD名古屋でコーチを務めており、開幕からいきなり「深津3兄弟」対決となった。長男の旭弘は「こういうタイミングでまた弟2人と試合ができるのは幸せなことだと思うので、意識する、しないは別にして、コート内で兄弟で試合できるので、楽しみたいな」と笑顔で声を弾ませた。

 37歳でパリ五輪に初出場した。夢舞台に立てる喜びに加え、日本に正司令塔の関田誠大(STINGS愛知)がいる中、主に控えに回った。夢舞台に立てる喜び以上に悔しさが上回り「自分の力のなさを痛感した部分ではあった。五輪選手になったからこそ、これからもう一回頑張らないとなという気持ちが強くなった」と思いをリーグ戦にぶつける。

 この日の東レ静岡とのプレシーズンマッチでは第1セット途中から出場。試合はセットカウント1―3で敗れたが、堅実なトスで新加入した208センチのオポジット、マチェイ・ムザイらのスパイクを演出した。雪辱の思いを持って挑むシーズン。注目の「深津3兄弟」対決の初戦から波に乗るつもりだ。

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