◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ アストロズ2―5タイガース(2日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)
シリーズ第2戦を行い、初戦白星のタイガースが、2-2で迎えた8回2死満塁、代打イバネスが走者一掃の左翼線二塁打を放ち、5-2と勝ち越し。2連勝で、5日(日本時間6日)に敵地で開幕するガーディアンズとの地区シリーズに駒を進めた。
今シリーズの登録を外れたタイガースの前田健太投手は、今季2度目のシャンパンファイトに参加。試合後、ヒンチ監督は地区シリーズの前田のロースター入りについて、「まだ日にちがあるので熟考して決めたい」と語った。地区シリーズの登録選手は初戦当日に発表される。
シャンパンファイトの後の前田の主な質疑応答は以下の通り。
―2度目のシャンパンファイト。
「チームが勝てたことはすごくうれしいですし、久しぶりのポストシーズンでこうやってアストロズに勝てるということは、素晴らしいこと。うれしいですけど、僕自身は何もしてないんで、たくさん喜べるわけではないですけど」
―チームは夏場以降、着実に強くなってきた。
「強くなっているというより、メンバーが半分くらい入れ替わって、マイナーから上がってきた若い選手らが頑張って、いい結果を残して勝っている。それが素晴らしい。有望株も皆が上がってきましたし、そういう中でも勝っていけるというのは、来年に向けてもチームとして大きいんじゃないかなと思います」
―次への準備。
「準備は常にしておいてくれと言われています。ロースターに入らないと、なかなかスイッチも入らないと思いますけど、準備は変わらずにやっていきたいと思います。別に(登録を)外れたからといって、適当に毎日を過ごすわけではない。準備だけはしっかりしながらチームが勝つことを願って過ごしていけたらいいなと思います」