◆東都大学野球秋季リーグ戦第３週第３日▽東農大５―４青学大（３日・神宮）
３１年ぶりに１部へ昇格した東農大が、今季初勝利を挙げた。
３―４で迎えた８回表に、先頭の５番・和田泰征三塁手（４年＝習志野）が右中間スタンドへ同点本塁打。その後、２死三塁のチャンスを作り、９番打者の代打・合志鉄平（１年＝九州学院）の三塁への内野安打で勝ち越した。この１点のリードを、６回から４番手で登板したエース・長谷川優也投手（４年＝日本文理）が守り切った。
東農大の１部での勝利は、１９９３年１０月１３日の駒大２回戦以来。北口正光監督（５７）は「全員の力で気持ちを切らさずにやってくれた。東農大が１部に上がって、いい風を吹かせていると意識してもらえれば。これからも粘り強く戦っていきたい」と喜びを述べた。