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【巨人】259日ぶりの一発「打てる捕手」復活…担当記者が選んだ大城卓三のベストゲーム

スポーツ報知 2024年10月8日 15時0分

 巨人が4年ぶり48度目(1リーグ9度含む)のリーグ優勝を達成し、球団創設90周年の節目を飾った。担当記者が選んだ各選手のベストゲームを深掘りする。

 ◆6月6日 巨人7―4ロッテ(東京ドーム)

 [勝]井上2勝3敗 [敗]西野4勝4敗

 [S]バルドナード1勝1敗6セーブ

 [本]大城卓1号3ラン(西野・2回)

 「打てる捕手」が帰ってきた。大城卓三捕手は2回、右翼へ決勝の1号3ランを放った。昨年9月21日の阪神戦(甲子園)以来、259日ぶりの一発だった。観客席へ投げ入れるジャビット人形を「久々すぎて」と一塁側ネットに当ててしまい苦笑い。2リーグ制後の球団1万試合目に、復活ののろしを上げた。

 開幕から打率1割台に低迷し、5月に2軍落ち。阿部監督から「また野球が楽しいなって、もう一回原点に戻ってきてくれ」と背中を押された。2軍合流後、約1週間は守備練習をせず、打撃も上半身を脱力したフォームに改良。心身ともにリセットした状態で1軍に戻ってきた。

 小林、岸田とともにマスクをかぶりつつ、打力を買われて3年ぶりに一塁でも起用された。「打撃も、守備もずっと必死です」と汗を流してきた背番号24は、6月からチームとともに上昇カーブを描いた。

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