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大関・琴桜が琴バウアー 元琴奨菊の長男と競演 幼少期に稽古を積んだ思い出の地、柏にがい旋「原点の一つ」

スポーツ報知 2024年10月3日 17時39分

 大相撲の秋巡業は3日、千葉・柏市で行われ、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が思い出の地で気持ちを新たにした。

 全体の稽古後には、自身が所属していた柏相撲少年団の後輩たちに稽古をつけた。会場の柏市中央体育館横には、幼稚園から小学6年生まで通った相撲場が隣接しており、大関にとって思い出深い場所だ。「久しぶりに道場を見に行って懐かしかった。部屋で相撲をやるのと、外で習うのは違った。原点の一つ」と思い出を振り返った。

 後輩たちの中には元大関・琴奨菊の秀ノ山親方の長男もおり、取組前には琴奨菊の代名詞でもあった琴バウアーを見せつけられると、負けじと大関も背中を反り返した。「負けました。ああいう場所で、あれだけできるのは心臓が強い」と笑顔で語り、子どもたちとのつかの間の交流を楽しんだ。

 この日は幕内・熱海富士(伊勢ケ浜)、幕内・若隆景(荒汐)が休場し、離脱者が増えている。夏巡業では自身も腰を痛めた経験があり、「自分の状態を見ながら対応していきたい」と語った。

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