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【巨人】重信慎之介「大きな背中を見せていただいた」現役引退の早大・大先輩、青木宣親へ感謝の思い

スポーツ報知 2024年10月4日 7時10分

 巨人の重信慎之介外野手が3日、現役を引退したヤクルト・青木宣親外野手への感謝を語った。

 尊敬するレジェンドへの思いがあふれた。重信にとって、青木は早大で12学年上の大先輩。左打ちで俊足巧打の外野手、大学時代に同じ背番号24を背負うなど多くの共通点があった。「色々な思いがあるので、言葉にするのは難しいですが…」と思いを巡らせ、真摯に言葉を選んだ。「学生の頃から憧れの選手、先輩でした。メジャーから帰って来られてから同じグラウンドでプレーできたことがうれしかったですし、大きな背中を見せていただいた。自分にとって頑張る原動力でした」と語った。

 青木がアストロズに在籍していた17年1月、都内で合同自主トレが実現。自ら関係者に青木の電話番号を聞いて直訴し、快諾してもらった。そこから交友が深まり、18年オフには青木からバットを譲り受けた。「今も、いただいたモデルと同じ形のバットをを使っています。こんなに僕のために頭を使って真摯に向き合って時間を割いていただいてという驚きと、感謝の気持ちが大きかったです」と振り返った。

 グラウンド内外で目にしたその姿は、有形無形の財産になっている。「僕なんかがねぎらう立場ではないですが、お疲れさまでした。本当にお世話になりました」と思いをはせた。

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