米大リーグのレギュラーシーズンが終了した。レッズのスター、エリー・デラクルス遊撃手（２２）が、盗塁（６７）＆三振（２１８）＆失策（２９）と全てメジャー首位となる、史上初の“トリプルクラウン”を達成した。
今季はシーズン当初に驚異的な１００盗塁ペースで走り、後半戦に入ってからはペースダウンも、メジャー断然トップを走り続けた。そして大谷翔平（５９）を振り切った。
三振は、ロッキーズのトバーの２００個を上回った。失策は、シーズン途中から遊撃から中堅にコンバートされた２６個のクルーズ（パイレーツ）を抜いた。
ちなみに盗塁失敗も１６個でレイズのカバレロと並んでトップだった。
それでもデラクルスは打率２割５分９厘、２５本塁打でＯＰＳも・８１０。また大谷も達成しなかった、今季４人しかいない二塁打、三塁打、本塁打の長打すべて２ケタもマークして、シーズンオフに発表される「オールＭＬＢチーム」にノミネートされている。今後の活躍に期待したい。